橋本実践塾(職場改善塾)

~改善とは階段を一歩一歩登るが如く~

橋本実践塾とは

平成20年度から9期活動した「ものづくり塾」は、2S(整理・整頓)活動をベースとして、改善活動を実践するために各事業所の現場を回って受講生全員で職場の改善活動を行うリーダー候補育成塾です。
製造業の現場で現地・現物の改善活動を実践し喜んでもらえる成果をあげてきました。
この塾に参加された事業所から再受講希望は多い。その理由は単に参加費無料ではなく、塾を卒業しても塾長による改善の継続フォローが続いたり、中小企業の製造現場やその会場のニーズに合った改善テーマを、見つけ出し、メンバー全員で改善を実践する、そして活動を通じての強い仲間作りができることが魅力だからです。
平成26年度からは受講対象者を製造業に限定せずに製造業以外にも門戸を開きました。2S活動は商業、サービス業にも改善活動に役立ちます。この時から「ものづくり塾」は「橋本実践塾」と改名しました。
受講生同士のつながり、人材育成から利益が出る経営体質への改善を通じて大府市の発展に繋がることをめざしています。

リピーターの多い指導内容

  • 26年度から要望に応え受講生定員を2倍の10名(2グループ)にしました。
  • 受講生は必ず1回は自社を会場にしてリーダーを体験し指導力・説得力を養います。
    事前に塾長が会場事業所に訪問し、リーダーと経営者にヒアリングや現場を調査にて活動テーマを決めます。
  • 他事業所の現場を見ることにより、新たな気づきや考え方を学ぶことができます。
  • 自ら手を汚し、現地・現物で実践を通して学ぶことにより、頭の中ではなく体で改善力が身に付きます。
  • 学んだ良いことを自らの職場に持ち帰ることで職場の改善と人材育成ができます。

ネットワークづくり

他事業所の社員と1年間のチームで活動することや研修終了後の交流会を通じて塾生同士や事業所同士の強い大府の仲間作りができます。

橋本実践塾 第10期 活動内容

期間平成29年6月~平成30年5月の1年間
内容各会場にて現場実践3回、成果発表を実施。主催会場の塾生がリーダーを務めます。
第1回 現場にて「問題点の洗い出し」を実施
第2回、第3回 整理整頓を実施。問題点を顕在化し塾生皆で考えた改善を実施
第4回 活動まとめシートを作成し現場でサイト成果発表会実施。改善を考察し改善プロセスを共有する。
活動頻度2週間に1回 1回につき午前の3時間活動。1社あたり4回活動する。
全カリキュラム終了後に全体総括発表会を開催
グループ編成1グループ5名で構成。2グループで活動
職場実践受講生の各職場内にモデルエリアを設定して全員で改善を実践
6月初旬 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月下旬
全体開講式 第1会場 第2会場 第3会場 第4会場 第5会場 全体総括発表会
現場実践3回 現場実践3回 現場実践3回 現場実践3回 現場実践3回
成果発表1回 成果発表1回 成果発表1回 成果発表1回 成果発表1回

橋本実践塾 第10期 受講条件

受講対象者製造業や商業など全ての事業所における経営者の後継者および職場の管理者(女性も歓迎)
受講対象事業所経営者が社内改善に意欲が強いこと。社員数50名までの事業所
過去に活動された事業所も参加できる
受講条件自社の職場を持ちまわりで実践会場として使用許可を出せること
活動全日程(全20回)に参加可能であること
定員10名(1社1名に限ります) 1グループ5名
受講料無料 ※応募者多数の場合、翌年度に参加をお願いする場合もあります。

受講生の声

“ものづくり塾”で現場改善を実現。自分はもちろん、社員の意識も変わりました。

有限会社トーエイテクノ 工場長 
田嶋 彰様


“ものづくり塾”の塾生としての1年間は意識改革の年でした。
「塾生の職場を皆で見て問題点を洗い出し、全員で改善を実施する」。この活動を通じて考えたのが、工具置台車の改善案。繁雑に収容していたスパナなど、写真とラベルをつけて定位置に置く事で出し入れしやすくしました。作業効率も上がり、塾内でも高い評価を頂きました。さらに自分が整理・整頓や工夫を行う事で社員の意識も変わり、社内の雰囲気まで変わりました。

活動成果

参加事業所実績
平成20年度~平成28年度 43社78名が参加
主な活動成果
2S(整理・整頓)を徹底して行い、在庫の削減や探すムダ時間の排除
ムダ歩行を排除したり、設備機械の多数台持ちを可能にした作業場のレイアウト変更により、少人化ライン作り
樹脂成形機の金型段取替え時間の短縮(シングル段取替え)の実現
生産負荷の高い設備機械のマシンサイクル短縮による残業時間の解消
配員管理板など作成し、作業の見える化の実現
地震を想定した設備機械や棚類の転倒防止など防災対策
ビジネスホテルの朝食会場のレイアウト変更等による食事時間の短縮
建設資材置場の見える化による作業の効率化 など

塾長プロフィール

中小企業の現場を見て、事業所の身の丈にあった指導に定評

橋本実践塾 塾長 橋本進氏
昭和23年生まれ 愛知県知多郡美浜町出身


半田工業高校、名城大学理工学部を卒業後昭和45年株式会社豊田自動織機に入社。在職中は製造部門に多く携わり、平成7、8年にはトヨタ自動車の改善部署へ留学し、トヨタ生産方式を学んだ。
その後改善業務で社内外で数々の改善指導を行う。豊田自動織機在職中平成20年から大府商工会議所が主催する、やる気のある中小企業経営の後継者や製造現場の管理・監督者を塾生とした2S(整理・整頓)活動をベースにした改善を実践する、ものづくり塾の塾長として指導を始めた。平成24年1月に豊田自動織機を退職後も大府商工会議所のものづくり塾コーデイネーターとして勤務し、塾長として人材育成を継続している。


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